自然栽培とは、土の力だけで野菜を育てるとってもシンプルな農法です。
有機栽培は農薬を使わず、肥料は化学肥料ではなく有機肥料を使いますが、
自然栽培は農薬はもちろん肥料も使いません。
お金も手間もあまりかからず、たくさん収穫できる可能性があります。
私が調べた自然栽培の方法をご紹介したいと思います。
農薬、肥料を使わない
自然栽培では農薬、化学肥料はもちろん、有機肥料も使いません。
畑に入れてもいいもの
入れてもいいものは、畑で採れたものと、落ち葉だけです。
米ぬかなども、畑で採れるものではないものはダメです。
種について
種は自家採取するのが一番です。
最初は自然栽培で自家採取したものがあればいいのですが、
なければ、有機栽培のものを使いましょう。
F1(雑種第一代)の種はダメです。昔からある固定種のものを使いましょう。
連作
一般的にはナス科などは連作障害が起こると言われていますが、
自然栽培では連作したほうがいいそうです。
ただし、トマトでも違う種類の種を使った場合は連作とは言えず、
同じ種類のものを(なるべく自家採取して)続けて作るといいそうです。
ただし畑が狭くて、春と秋で違うものを植えたい場合は
植えてもいいそうです。
雑草
雑草はとって根元において草マルチにします。
背の低い雑草はそのまま生やしておいてもいいです。
地下茎の雑草は根からとったほうがいいです。
自然栽培では、土に余計なものを入れず、
土をきれいにすることで土の持つ力を最大限に発揮できます。
有機農法から転換しても最初は肥料が残っていて
うまくいかないこともありますが、
何年かするうちに収穫量が増えていくはずです。
私も去年の秋から有機栽培から転換したばかりなので、
野菜はあまり大きくなりませんでしたが、
肥料なしでも芽が出て育ちました。
土がきれいに、豊かになってくると雑草も変わってきます。
地下茎の雑草は減り、オオイヌノフグリなどが増えてきます。
うちの畑でも、今までは雑草か野菜か区別つきにくかったのが、
あまり雑草も大きくならず、雑草取りの手間が減りました。
土にはステンレスよりも銅がいいと聞いたので、
銅のハンドスコップを買って、使っています。
私は「自然栽培20年のノウハウ教えます」の動画を見て勉強しました。
この動画を配信している今橋さんは、
日本より寒いイギリスで、
自然栽培ですごい収穫をあげています。
私もこんな風に野菜を作れるようになりたいです。
今橋さんは人柄もいいのですが、
土や野菜に対して、いつも感謝をしているところがすごいです。
そういう気持ちが土や野菜さんたちにも伝わって
立派な野菜ができているのかもしれませんね。
見習いたいです。