衣類のシミや汚れの除去、除菌や消臭などに使われる漂白剤。
実は大きく分けて2種類あるのを知っていますか?
漂白剤と言えば、ほとんどの方が「塩素系漂白剤」を使っていると思います。
私も昔は知らなかったのですが、実は「酸素系漂白剤」もあります。
最後におすすめの酸素系漂白剤もご紹介してますので
そちらもぜひ見てください😊
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤の成分は次亜塩素酸ナトリウムです。
漂白効果が強く、色柄ものには使えません。
健康への悪影響
塩素系漂白剤は呼吸器や皮膚に刺激を与える可能性があり
プールでおなじみのツーンとくる刺激臭があります。
手などの皮膚につかないよう、注意が必要。
なお、白いYシャツでも、えりのところが黄ばむことがあるので
シャツの洗濯表示をよく読んでください。
環境への影響
塩素系漂白剤に使われている次亜塩素酸ナトリウムは
水生生物に有害であり、環境に放出されると
生態系に悪影響を及ぼします。
有毒ガスが発生する危険性
塩素系漂白剤は酸性タイプの洗剤と反応して
有害ガスを生成することがあります。
いわゆる「まぜるな危険」というやつです。
その他使っているとパンツのゴムがゆるくなりやすくなるなどの
デメリットがあります。
酸素系漂白剤の利点
酸素系漂白剤の成分は過炭酸ナトリウムや過酸化水素です。
汚れだけを落とすので、色柄ものにも使えます。
健康に優しい
塩素を含まないため、呼吸器や皮膚に対する刺激が少ないです。
多少手についても大丈夫です。
私は素手で扱っていますが、肌の弱い方、
気になる方は手袋をして扱ってください。
環境にも優しい
酸素系漂白剤は分解されやすく、環境への影響が少ない。
洗浄効果が高い
酸素系漂白剤は汚れや臭いを効果的に除去します。
生乾き臭対策にも使えるし、洗濯槽クリーナーとしても使えます。
40℃以上のお湯を使ったほうが効果が高い。
粉末か液体によって扱えるものが変わってくるので
説明書きをよく読んでから使ってください。
なお金属には使えないので、金属製のボタンなどには注意が必要です。
まとめ
人にも環境にもよく、洗浄力も高い酸素系漂白剤をぜひ使ってみませんか?
色柄ものにも使え、使い勝手もいいです。
以下におすすめの酸素系漂白剤を載せておきます。