オーガニック生活 with 自然栽培

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自然素材の家に15年住んでみてわかった 長所と短所

 

これから家を建てる方、リフォームを考えている方で

自然素材を使ってみたいな、と思っている方もいらっしゃると思います。

 

自然素材の家に15年以上住んでみて、気づいたことをご紹介します。

 

 

健康面で大きなメリットがある

 自然素材の住宅のメリットは何といっても

 健康面で大きなメリットがあるということです。

 

 シックハウスが問題になりましたが、

 主に集成材のフローリングやビニールクロスから

 有害物質が出ることが多いです。

 

 いわゆる新築のにおいというのはこのシックハウスのにおいです。

 

 我が家は新築のにおいはなく、

 木のいい香りがしていました。

 

無垢の床材の種類

 床材は大きく、針葉樹広葉樹に分けられます。

 

 針葉樹には、ひのき、杉、松(パイン)があります。

 色も明るく、肌触りも暖かいのですが、

 素材が柔らかめになるので、傷つきやすいというデメリットがあります。

 

 広葉樹は、オーク(なら)、アカシア、メイプル(楓)、ウォールナット(くるみ)

 バーチ(樺)、チークなどがあります。

 色は暗めで、肌触りも冷たいです。

 素材は固めなので、傷つきにくいですが、お値段は高くなります。

 

 我が家ではひのきと、を使っています。

 傷はつきますが、それも味だと思っています。

 

 去年から猫を飼いだして、時々すごい速さで走るので、

 今、一部の床のすごい傷になっていますが…仕方ないですね(>_<)

 

壁も自然素材

 壁は主に珪藻土漆喰があります。

 珪藻土の壁紙というのもあります。

 

 漆喰は基本白ですが、珪藻土だと色がいろいろ選べます。

 

 どちらも消臭効果と吸湿効果があります。

 

 自然素材の塗り壁は結構コストもかかるので、

 珪藻土壁紙でも良かったかなと思っています。

 

湿度を調整してくれる

 我が家は間仕切りの戸も無垢材なので、

 床も壁も家全体で吸湿してくれます。

 

 なので冬は湿度がかなり低くなり、

 結露がほとんどないです。

 

 乾燥するので、除湿器は必要ないですが、

 加湿器は使っています。

 

 木はきちんと乾燥されていないと、

 ひびが入ったり、割れたりする可能性があります。

 

 うちではほぼそういうことはないのですが、

 この辺はきちんとした工務店を選ぶ必要があります。

家具もなるべく自然素材のものを

 せっかく家を自然素材にしたのなら、できるだけ

 家具も有害物質のでない、自然素材のものにすることをおすすめします。

 

 と言ってもうちでも、ちょっとしたものは安いものを

 買ったりもしてしまいますが…

 

 あと消臭剤や芳香剤、虫よけスプレーなども

 なるべく使わないことをおすすめします。

 

 天然成分でできているものを選びましょう。

間取り等について

 ここからは自然素材の家についてだけ言えることでは

 ないのですが、実際に一軒家に住んでみての感想になります。

 

 廊下はなるべく減らして、居住空間にしたほうがいいです。

 あと水回りは、近くなるようにまとめるといいです。

 

 家を建てるときに、外壁はサイディング張りではなく、

 吹き付けの方をおすすめされました。

 サイディングは継ぎ目からダメになっていくそうです。

 吹き付けにして良かったと思っています。

 

 玄関の奥に玄関収納を作ってコートを掛ける所も

 作ったのですが、コートは大抵リビングに入ってから脱ぐので、

 もっとリビングに近い所に作れば良かったなぁと後悔しました。

 玄関収納自体は、あって良かったです

まとめ

 自然素材の家はややデメリットがありますが、

 ほとんどメリットしかありません。

 

 一番のネックはコストかもしれませんが、長い目で見れば、

 自然素材の家はしっかり作られていることが多いので

 それ程高いと言えないのかもしれません。

 

 空気もきれいで、さわやかで

 家にいながら森林浴をしている感じになるので、

 安心して暮らせる自然素材の家はおすすめです。